アメリカ留学

論文の盗作でアメリカの大学を退学しそうになった体験談~留学後に失敗しないための心得~

こんにちは。今私は長期休暇を利用して日本に帰国しています!久しぶりの故郷!狭い!

大学の方も一応お休みなのでようやく一息付けますよ…

長期休暇のおかげでのんびりと過ごす時間ができたので、過去の振り返りも込めてアメリカ留学中の体験談でもお話していこうかな?とふと思ったのがここまでのハイライト。

いざ過去を振り返ってみても、ろくなことが思い浮かばん… しょうもない体験談しか書けないじゃないか。

というワケで、今回は論文の盗作を本気で疑われてアメリカの大学を退学になりかけたという経験についてお話ししていきます。星の数ほどあるアメリカ留学中の失敗体験の中でも結構シリアスなヤツです。

前のセメスターに本気で退学の危機に陥った… という割とマジで洒落にならない体験談を語っていきたいと思います。

Political Science のクラスでの出来事

私が以前のセメスターで履修していたクラスに Politial Science というものがありました。

クラスの内容は各国の外交政策の研究というもの。クラスのタイトルもComparative Foreign Policyという名前だったので超ストレート。日本でいう所の国際政治関係のクラスですね。

このクラスでは、セメスターのラストに12枚ほどにもなる超長い論文を提出するという課題がありました。ネタバレすると、コイツが私を退学の直前まで追い込んだ全ての元凶です。

論文制作中に洒落にならない失敗をやらかす

当時の私はまだアメリカに留学したばかり。もちろん英語力も壊滅的にひどかったです。これに関しては他の留学生の追随を許さない酷さだっと自負しています。

このクソみたいな英語力のせいでアメリカ留学初期は色々苦労しました…

参考 → アメリカ留学中のストレスで鬱になりかけた話
参考 → 英語がマジでできなくて大学の授業でFを取った話

まあ、英語が喋れない状態でもなんとか問題解決をするスキルは身についたわけですが。ただ、精神的ストレスは半端なかったです。

参考 → 英語が話せない状態でもアメリカ留学中に友達を作る方法

話がちょっとそれちゃいましたね。本題に戻します。

当時はホントに論文制作に苦労していました。教授のオフィスアワーを乱用したり、大学の様々なサポートを利用したりなど、使えるモノはとにかく何でも使ってましたね。じゃないと終わらないもん。

その努力も実り、出来はひどかったですがなんとか論文を書き終わったんですよ。コレでこのセメスターもほぼ終わりだ〜!と思いながら論文を提出したのですが…

私はこの時重大な失敗を犯していたことに気づいていませんでした。

教授から突然の呼び出し

無駄に長い論文を提出した次の週のことでした。

論文も終わり迫ってくる長期休暇へのワクワクを抑えることができず、ルンルン気分で日課のメールチェックをしていました。

するとPolitical Science教授から一通のメールが。「何だろう、授業に関するお知らせかな?」なんて思いながら開けてみると…

「テメーPolitical Scienceの論文盗作したろ?舐めてんの?とりあえず話するから面貸せや」というメールが。

そのメールを見た瞬間冷や汗が止まりませんでした… 突然の事すぎて。

論文のラストで犯した致命的な失敗

このPolitical Science のクラスでやらかしたミスは… Citationの記載漏れです。なんて初歩的な!

学術論文を書いたことのある経験がある人なら分かると思うのですが、論文には引用を明記しますよね。

アイデアのソースやセンテンスの裏付けを示したり、誰か他人の言葉や文章を利用する時には引用はしっかりと明記しなきゃダメなんですよ。論文にはこの引用というモノが欠かせない。

私がやらかしてしまったのは、Citationの中でもReference と呼ばれる、要は引用したソースのまとめリストの記載忘れ。

ホントにしょうもないですね。テストの名前書き忘れくらい酷いです。

なんで記載漏れごときで…

「たかだかリストの記載漏れごときでなんでそこまで大事に…」なんて思う方もいるかもしれません。が、実は引用は「たかが」なんて言葉で済まされないくらいめちゃくちゃ重要なんですよ。

その理由は、ちゃんとソースを明記しない = 誰か他人の論文/記事のパクリとみなされてしまうから。

大学の校則にも「他人の論文やアイディアを引用したのに明記しない野郎には死あるのみ」とまで明示してありますからね…

アカデミックな環境では絶対にやらかしちゃいけないことなんですよ。盗作というのは。私はこれを盛大にやらかしたわけです。もちろん意図的ではないですが、どちらにせよ大問題です。

教授と面談した結果…

例のクラスの教授から「来週のこの時間授業無いだろ?○○時にココに来い」というメールが届いたので、とりあえず時間どおりに指定された場所へ。

そこはPolitical Science のクラスの教授のオフィスでしたが、そこにはもう一人知らない教授が。どうやら話し合いの立会人の様な感じらしいです。なんでも面談の内容の公平性を保ち、面談の証拠をしっかりと保つためだとか。

面談がスタートすると「アナタには盗作の疑いがある」という言葉と共に状況説明が。その後質問攻めが。さらに私のキモを冷やしたのが「ホントに盗作したなら退学よ?」という一言。ひぇ~。

それに続くように、

「なんでこんなことが起きたの?」
「他人の論文をパクったわけじゃないんだね?」
「ホントにCitationを忘れただけ?」
「今後どうしていくん?」

という質問と尋問が混じったような問い詰めが。

それに対して私は「故意の盗作ではなくシンプルなCitataionの記載忘れ」ということを弁解。めちゃくちゃな英語でしたが、あっさり話し合いは終わりました。なんだか拍子抜け。

一応Citationの記載忘れということでケリはついたのですが、論文のグレードは大きく下げられ、大学のアカデミックアシスタントの元で再作成する羽目に…

ただ、思ったより多ごとにもならなかったので良かったです。とりあえずひと段落。

第二の資格 学長

教授との必死の話し合いで疑いも晴れ、見事釈放されたと思いきや… そこに現れたのは第二の刺客。

教授が送ってきたメールと全く同じ内容のモノが届いたのですが、その差出人はなんと大学の学長。ボスです。

マジか。コレはホントに退学させられるやつなのか?

退学を覚悟して挑んだ学長との面談

「教授とも散々話したし、今更何を話すのよ… めんどくせぇ」と思いながら渋々指定された場所に行くと、そこは学長室。めちゃくちゃキレイ。

「ここに我々の学費がつぎ込まれているのか…」というくらいキレイ。大学寮はあんなに汚いのに…

ドアをノックして部屋に入ると、椅子の上に黒人の優しそうなおばちゃん。推定120kg。力士。

面談がスタートするとPolitical Scienceの教授に聞かれた事とまったく同じ質問をされました。

「ホントに盗作してないの?」
「今後の対策は?」
「教授と話した?」
「なんでこんなことになったん?」

こんな感じのことを聞かれたので、全く同じ回答をして差し上げました。

特に目立ったことも無く学長との面談も終わり、いつの間にか雑談モードに。ホントに、タダの気さくなおばちゃんでしたね~。俺はあんたの孫か?という様な雰囲気すら漂っていました(多分勘違い)

退学の た の字も出ること無く面談が終わったのでかなりホッとしました。ホントに良かった…

先に退学になった友達には悪いが、まだ大学を去るわけにはいかないんでね。今後は気を付けます。

今回の一件はただのCitation忘れでけりはついたのですが、意図的に論文パクったら即退学になる可能性があるのでホントに注意してください。マジです。

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KOTANI

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アメリカ・オハイオ州のリベラルアーツ大学に在籍。

Philosophy & Political Scienceを専攻。

趣味はギター・ボクシング。

現在はOSCPに向け奮闘中。

 

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