アメリカ生活

本屋にとって書籍の売上減少は関係ない?店数が減少している本当の理由

こんにちは。Kotaniです

「全国的な書店数の減少」というコトについて、ちょっとお話をしていこうかと。

誰もが知っているような有名な書店までもが倒産・店じまいをしいる現状。

本業界ではあまりいいニュースが無いですね。

これはいったいなぜなのか?

私的にちょっと情報をまとめてきたので、それについてつらつらお話していこうと思います。

それでは。

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本屋にとって書籍の売上減少は関係ない?書店数が減少している本当の理由

本屋・書店の減少について議論される際には、おそらく必ずと言って良いほど、

  • 若者の読書離れで本が売れない
  • インターネットショッピングの普及により本が売れなくなっている
  • インターネットの普及によって読書以外の娯楽が増えた

これらの要因が槍玉として挙げられますね。

確かに、こういった要因によって書店数が減少しているのは事実。

ただ、これらだけに理由を帰結してしまうのはちょっと浅はかなワケで。

本屋の売り上げ減少は本が売れなくなっていることが本当の理由なのか?

全国的な書店数の減少に関しては、上記以外の別の要因も関わってきます。

多くの人が勘違いしているのですが、

「本が売れなくなった」

というコトは、書店・本屋の減少の絶対的な理由ではありません。

本の売上自体でいうと、Amazonを初めとするネット通販では売上は伸び続けています。

ソースはこちら。

参考 → 全国出版協会: 2019年の出版市場

 

じゃあ、本屋・書店数の減少は何が原因なのか?

それが、「雑誌の売上減少」と「経営のあり方」という二大要因です。

本屋にとって一番問題なのは雑誌不況

実は日本の書店というのは、売り上げの大部分を雑誌の売上に頼っています。

「単価が安い雑誌を大量に売りさばく」

という薄利多売システムで、これまでの日本の書店や本屋というのは運営されてきました。

この利益の上げ方が、現在の本屋・書店の減少につながっているわけです。

http://www.garbagenews.net/archives/2101334.html

上のグラフを見てもらうと分かりやすいですね。

ここ10年強で書店の売上を担う雑誌の売り上げは、なんと5割程度も減少していることが分かります。

それに比べると本の売上も減少率は一緒なのですが、母数が全然違いますよね。

児童書に至っては売り上げが伸びていますし。

本の売上が減る事よりも雑誌の売り上げの方が、書店に与えるダメージが大きいという事がよくわかると思います。

コミックの売上減少もなかなかの痛手

先ほどのグラフを見ると、コミックの売上減少という要因も重要。

本の売上げが減少するよりも、コミックの売り上げ減少の方が書店や本屋に対するダメージは大きいですね。

グラフ内の売上金額を比較してみると、コミックの売上減少金額の方が本の物よりも上回っていることが分かります。

 

コミックの売上が減少した主な理由は、

「海賊版のサイトが横行して、無料でコミックを閲覧できるような状況ができてしまった」

というコトが大きな理由に当たるらしいです。

参考 → コミック市場が低迷するワケ、単行本の売り上げで電子が紙を上回った舞台裏

 

たまに、このような違法サイトやサービス等に関して

無料で見ることの何が悪い! 気に入ったら結局コミックを買うんだから宣伝になっていいじゃないか!

という事を本気で言っている方がマジでいるのですが。

漫画村(無料で漫画が読める違法サイト)が潰れた後にコミックの売上が3~5倍にも伸びた、と漫画家さんが語っていたのでちょっとナンセンスですよね。

タダで対価を得ようなんて、ちょっと異常な考え方ですよ

 

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【日本での全国的な書店・本屋の減少】原因はビジネスモデルの問題にあり?

書店が潰れたり数が減少する理由として

  • 雑誌が売れなくなった
  • インターネット上の違法サイトにより漫画が売れなくなった
  • 印刷媒体が売れなくなった

という要因を挙げました。

別に、若者の読者離れだったりは、電子書籍の売り上げが上がっているという現実から、あまり適切な理由じゃないんですよ。

 

上記のコトにプラスして、やっぱり本屋・書店数の減少に関しては、

「日本の本業界のビジネスモデル」

だったりも、大きな原因になっています。

日本の本屋はモノの値段が安すぎる

よく言われていることですが、日本の書店の粗利益額はめちゃくちゃ低いです。

簡単にいうと、本を一冊売ることで得られる利益が低すぎるんですよ。

東京都内などで賃貸を借りたりしている書店では、

「書店の売上が賃貸料・光熱費・人件費よりも低い」

なんていう悲しい事実があります。

参考 → 日本の書店の実態と経営課題 – 法政大学

参考 → 芳林堂も破産、書店閉店が止まらない日本–書店復活の米国との違いとは? page 5

 

そりゃぁ、経営を維持できなくなって書店数は減少します。

基本的に、日本の書籍は値段が安すぎるんです。

買う側からするとありがたいんだけど、出版業界はキツイよね

私が現在留学しているアメリカでは、本の値段が日本のモノの約2~3倍ほどします

本の紙の質や作りなどのハードの部分のクオリティも、日本の物より低いのにも関わらずです。

私はこの本を中古で買ったのでそこまでの値段はしませんでした。

ただ、新品の値段を見てみると5000~6000円! ほどもしました。

厚めの教科書ですと、平気で諭吉が飛びます。

日本で同じ感じの本を買おうとしたら、2000~3000円ほどで買えるんじゃないんでしょうか。

ちょっとびっくりしましたね。

 

アメリカの本の質や作りも正直言って微妙ですが、値段は高いです。

ここに理由がありますね。

このように本自体の値段がとても高いため、本の売上が減少している現在でも書店の経営を維持できている店がアメリカには多いんです。

事実、アメリカには本だけを売っているのにも関わらず、多大な利益を上げている小規模な書店というのも多くあります。

参考 → 芳林堂も破産、書店閉店が止まらない日本–書店復活の米国との違いとは? – page 4

日本の本屋や書店は過去のやり方のまま変化していない

現在潰れてしまった、特に大型ではない地方などによくある書店の多くは、日本の経済が発展して順調だった昔に作らたものばかりです。

「当時は書店というのは適当にやっても儲かる」

といったかなり割の良い商売でした。

当時の経済的状況もありますし、娯楽が雑誌などしかないという背景ありますが。

 

で、その名残を踏襲して、過去のやり方そのままで経営を続行させため、うまくいかずに倒産してしまっているケースが多いんです。

事実、倒産してしまっている多くの書店は、特に工夫を凝らしたり何か戦略性をもって経営に当たっているワケではないですし。

インターネットが無かった時代の手法が現在の社会に通用するはずがありませんしよね。

当たり前といったら当たり前な気もします。

ソースは不明です。申し訳ない

最近だと、

「カフェと書店を融合する」

といったようなやり方で、しっかりと利益を出している書店というのはあるわけです。

時代に合わせた方針転換が必要なのは明らかですね。

 

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まとめ: 日本の本屋・書店数の減少は本自体が売れなくなったからでは無い

今騒がれている書店数の減少ですが、決して若者の読書離れや本の売上減少が最たる理由ではない、ということが分かっていただけたでしょうか。

インターネットがなかった、書店全盛期のほっておいても利益が出た時代と現在は違うわけですし、時代やニーズに合わせた経営手法の変化が求められるのは当たり前ですよね。

実際に書店として経営が成り立っている書店を見ると、従来の書店と同じ手法で経営を続けていることが間違いであるという事がよくわかります。

時代に合わせて書店というのも町から消えていくのではなく、時代とともに形を変えて、新たなニーズとともに共生していくことが大切ですね。

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