アメリカの大学に出願する

アメリカの大学の合否判定の仕組み+採用官に聞いた留学裏情報

あまり日本では一般的では無いアメリカ留学ですが、そのためかアメリカの大学に関する情報もあまり耳にすることがありません。

特に、大学に出願する際には 合否の判定がどのように行われるか という情報はとても重要ですね。これがなければ対策も立てようがありません。

本記事では、実際にアメリカの大学への出願プロセスを通ってきた経験とアメリカの大学の採用担当官に直接聞いたことから アメリカの大学がどのように合否を判定しているか という事をお話していこうと思います。

また、いかに効率よく上位の大学に合格するかという事に関するテクニックもご紹介していきたいと思います。

アメリカの大学の合否を左右する7つの要素

アメリカの大学の合格判定のシステムは、日本の大学の入試制度とは本質が大きく異なるモノです。

日本の大学は試験の出来で合否が決定される、いわば 本番一発制度 とでも言ったものでしょうか。一回きりのチャンスでどれだけパフォーマンスを発揮できるかという、いわばギャンブルのようなものです。

アメリカの合格判定はそれと対象的に 日頃どのようなコトを行ってきたか といった事にフォーカスを起きます。そのため、日々の積み重ねがとても大切になります。

その1 GPA(学校成績)

アメリカの大学の合否判定で最も重要なモノが GPA(高校、もしくは最終学歴での学校成績の平均)です。

高校3年間で履修していたすべての授業の成績を大学に提出します。大学によっては、高校最後の1年間の成績を強調して評価する等、大学のスタンスによって若干評価法が変わってきたりします。

特に州立の大規模総合大学等はGPAが一定値に達していないと足切り… 何てことも良くあるので注意です。

一番合否に関わってくるのがGPAと言っても過言ではないので、可能であれば高校でなるべく良い成績を収めるようにしましょう。

その2 志望理由書(エッセイ)

大学によっては提出が任意のこともありますが、合格率を上げたいのであれば基本的に出しておくに越したことはありません。

各大学から指定されたお題に沿って 自分の考えやアイディアをまとめたエッセイ を提出します。この志望理由書個性やGPAに現れない内面性を最もアピールできる場になります。

ちなみに、アメリカの大学は複数校同時に出願するのが当たり前なのですが、エッセイを書くのが一番つらい作業だったりもします。

私がアメリカの大学に出願した際には12校程度のエッセイを作成しました… これがホントに辛いので計画的に取り組むようにしてください。

その3 インタビュー(留学の目標・理由)

インタビューもエッセイと同じく、自己アピールとしてはかなり重要な要素になります。

日本人では聞いたことがないのですが、特定の国籍の方だと面接を受ける事が必須になっている場合があります。

もちろん口頭での英語の面接になると思うので、しっかりと準備をしておかないと悲惨な目に会いますよ。

その4 先生・知人からの推薦状

Teacher or Advisor と呼ばれる、要は高校での担任教師やあなたを良く知っている先生からの推薦状の提出も義務付けられています。

その他にも、部活動のインストラクター・クラブのコーチ・学習塾の講師の方など、割と色々な方からの推薦文をOKしてくれる大学もあります。

この推薦状も実はエッセイと同じくらい重要で、教育者というある程度権威のある人から好意的な内容を書いてもらうチャンスになります。

GPAでは表せない能力や、将来大学に入った後での学業的な可能性等を存分にアピールできるいい場です。

その5 公的な資格・技能証明書

ちょっと難しい言い方をしましたが、要は英語力や学習技能を証明するためのテスト Toefl・SAT・AP というモノのことです。

基本的に帰国子女を除く英語がネイティブでない留学生は Toefl テストを、また、学校によっては SAT テスト・SAT Subject テストも要求されたりします。APテストは任意です。

Toefl に関しては、規定の点数を保持していないとそもそも願書を受けて取ってもらえない なんてことが起きます。

出願先の大学によって必要な点数が変動してくるので、こちらも注意が必要になります。

Toefl テストは英検やTOEICに比べると格段に難しいので、前もって計画的に勉強することが重要になります。ちなみに、SATテストはそんなToeflテストよりも難しいです。

ホントにToeflの点数が足りないと、わざわざ大学に出願しても無視されます。

その5 家庭の財政状況

大学側に提出する家庭の財政証明書では、以下のようなことを記載する必要があります。

  • 年間の収入
  • 年間に支払った税金
  • 支出の大まかな内訳(娯楽に○○円、外食に○○円、文化的活動に○○円など)
  • 貯蓄額(銀行口座の残高証明等)

もちろん大学側からすると支払い能力が高い生徒の方がありがたいわけですが、支払額を実際より多く申告すると奨学金を支給する際に色々と面倒になる事があるので注意してください

ちなみに、1年間分の学費を支払いできる能力を証明できない場合は 学生ビザが下りない可能性がある ので注意してください。

銀行口座の残高・年間の収入等から「こいつは1年間分の学費が支払えない」と判断されるとアウトです。

そのため、なかには一時的にお金を借りて残高証明書を作り、大学側とビザ申請に送り付けるという荒業もあります。その場合は奨学金無しでは大学に通う事が困難になりますが。

その7. 課外活動実績・ 趣味・学校外で勉強したこと・習い事など

高校で所蔵していた部活動、生徒会や実行委員などの学内活動、さらには模擬国連などの高校外での活動実績も忘れずに記入するようにしてください。

Common App と呼ばれるモノを使用している場合には、自分の趣味・好きでやっている事なんて言うモノまでアピール出来ちゃったりします。

この趣味のアピールも意外と重要になってきたりします。

Common Appとは?(Common Application)

Common App は、アメリカのかなりの数の大学が使用されている共通願書 のことです。

オンライン上で学校成績だったり、エッセイだったり等の色々な情報を一括で入力して、それを書く大学に送る様なシステムがあります。これがめちゃくちゃ便利なんです。

日本って未だに紙の願書を書いたりするんでしょうか? 私は日本の大学に出願した経験がないのでわからないのですが…

留学するなら事前準備と情報で全てが決まる

いかがでしょうか。多少の差異こそあれど、基本的にアメリカの大学は以上のような要素から合否の判定を行っています。

アメリカの大学に出願した際に合否を上げるには、留学経験者や関係者しか知らない秘密の情報があったりします。

さらに、提出書類の書き方やアピールの仕方にもテクニックや合格率を上げるコツというものが存在します。

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KOTANI
 

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オハイオ州のとあるリベラルアーツ大学に在籍している大学生。

Philosophy、Political Science専攻の傍ら、OSCPに向け奮闘中。

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