英語学習

英語初心者が短期間でリスニング力を鍛える学習法「精聴」のやり方を詳しく解説!

英語運用能力の中でも、多くの日本人に欠けがちなのがリスニング能力です。

18年間日本で英語教育を受けてきた私も、アメリカの大学で自分のリスニング力の無さを痛いほど痛感しました。

 

TOEFLや英会話教材の英語は聞き取れるけど、実践の場になると何も聞き取れない…

 

という方も多いと思います。

リスニング力は、効果的なトレーニングを集中的に行えば、数ヵ月で見違えるほどにまで鍛えることができます。

しかし、効率の悪いトレーニングをしている方、そもそも適切なリスニングの学習ステップを知らない方がほとんどです。

 

この記事でわかること

  1. 英会話初心者がリスニング力を伸ばすための学習ステップ
  2. リスニング学習法「精聴」の具体的なやり方

 

以下で解説していくリスニング学習法は、英語力0だった私がアメリカの大学レベルのリスニング力を身に着けた方法です。

ぜひ参考にしてください。

 

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リスニング学習法「精聴」とは?

「精聴」は英語のリスニング力を強化していく上では非常に重要な学習法です。

リスニング力を強化する方法について解説する前に、

まずは「精聴」がどのようなトレーニング法なのか、
という事について確認していきましょう。

英語リスニング練習に重要な「精聴」「多聴」

英語のリスニング練習の重要な考え方は大きく分けて「精聴」「多聴」の2つがあります。

本記事のメインテーマでもある「精聴」は、

1つのリスニング音源を100%細部まで完全に聞き取れるようする

ということを目指すリスニング練習法です。

英語のリスニングに必須な音を聞き取る力瞬時に英語で内容理解する力をしっかりと創り上げることが目的になります。

この「精聴」的アプローチからの練習には、長い時間をかける必要があります。

しかし、リスニング力の基礎を鍛えるという意味で非常に重要になります。

「精聴」対して「多聴」は、文字通りとにかくリスニングの量をこなす練習法です。

100%の完成度というよりは85%を目指して様々なリスニング音源を聞き、英語の音に実践で慣れるという事が目的になります。

英語圏で生活するという事も、言い換えれば「多聴」的なリスニングのトレーニングになります。

多聴ばかりではリスニング力は伸びない

英語のリスニング練習をする際に、

「とにかく色々なリスニング音源を聞く」

という練習法をとる方が非常に多いのですが、
これははっきり言ってあまり意味がありません。

「多聴」はある程度リスニング力の基礎を付けた上で行う事によってはじめて効果が出てきます。

基礎が無い状態でただひたすら英語の音源を聞いても、
理解はおろか、音を聞き取る事すらできません。

そこで、「精聴」的なアプローチの練習でしっかりとリスニングの基礎力を鍛えることが、英語のリスニング力を鍛える上で重要になるのです。

リスニング学習法「精聴」のやり方

それでは、以下では精聴でリスニング力を鍛える
具体的な方法について解説していきます。

先ほど上述したように「精聴」では、英語の音を聞き取る力を鍛えてる事に重点を置いていきます。

以下では6つのステップに分けたトレーニング法を解説していますが、
それぞれのステップを100%の完成度になるようにしてください。

それでは、トレーニング法について詳しく解説していきます。

1. まずはリスニング音源を聞いてみる

リスニング音源を用意したら、まずは一度通して聞いてみましょう。
この時時点では全然聞き取れなくてもOKです。

逆に、リスニング音源を問題なく聞き取れるのであれば、
もう少し難しい教材を利用してください。

「精聴」用のリスニング教材の選び方に関してはコチラの記事を参考にしてください。

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2. スクリプトを読んで内容を完璧に理解する

次に、リスニングの内容を文章で完璧に理解していきましょう。

基本的に、文章で理解できない内容を聞き取ることは非常に大変です。

その逆に、文章を理解しているとリスニングの内容理解が非常に楽になりまし、文中のそれぞれの単語も自然と耳に入ってくるようになります。

一度文章をしっかりと理解した後でリスニングをしてみてください。

今までは聞き取れなかったパートが、何となくでも理解できるようになる事が実感できると思います。

このステップは、

音を聞き取る力を鍛えるトレーニング

を効率的に行うためにも必須の作業です。

一言一句逃さずに、リスニングのスクリプトを100%理解してください。

3. 聞き取ったパートを文字に書き起こす

リスニング音源を文章で理解出来たら、
次は音を聞き取る力を鍛えるトレーニングに移ります。

トレーニング方法はいたってシンプル。

再生された音をそのまま文字に書き起こすという方法です。

俗に言うディクテーションですね。

  1. 4~8単語ほどに区切って音源を再生する
  2. 音源をストップし、再生されたパートを紙に書きだす

以上のステップをリスニング音源の最初から最後までひたすら繰り返します。

ディクテーションは、

英文を音でしっかりと認識する力 + 聞き取った英語を短期記憶する力

という、2つを鍛える事がポイントになります。

非常に効果的なトレーニングなので、手抜きは一切ナシですよ。

「聞き取った単語を上手く書きだすことができない場合」

→ 音源を再生する際になるべく少ない単語数で区切るようにしてください。慣れたら一度に再生する単語数を増やしていくようにしましょう。

「一度に再生する単語数を減らしても聞き取るのが大変な場合」

→ 音源を再生するスピードを落としてもOKです。音源のスピードを落としても全く理解出ていないという場合には、以下の記事でも解説している「音声変化」が理解できていないことが原因かもしれません。

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4. 再生した音声をそのまま発音する

ディクテーションは完璧になりましたか?

次のステップは、

再生された音をそのまま自分の口から発声する

というトレーニングになります。

やり方は、

  1. パートごとに区切って再生する
  2. 音源を止める
  3. 再生されたパートを真似て発音する

という方法です。

再生したリスニング音声を、声に出すか・紙に書きだすかという点が、ディクテーションとの違いですね。

時間が限られている方はこのトレーニングは省略しても良いですが、
正しい英語の発音を身に着ける際には非常に効果的な方法になります。

ディクテーションと併せて行う事で、
より英語の音を聞き分ける力を鍛えることができます。

5. 音声について少し遅れて発音する

精聴トレーニングの最後のステップがシャドーイングです。

このトレーニングは馴染みのある方も多いと思います。

  1. リスニング音声を再生する
  2. 1秒程度待ってリスニング音声を繰り返し発音する

コチラもやり方は非常にシンプルです。

しかし、今までのトレーニング法と違う点は、
途中で中断せずに最後までやり切るというポイントです。

ディクテーション等はパートごとに区切っていましたが、
シャドーイングはリスニング音声を丸々通しで行います。

頑張って音源についていけるように練習しましょう。

シャドーイングでは、これまで行ってきたトレーニングを総括した内容にいます。

リスニングに関する全ての力を鍛えることができる、
いわば総まとめのトレーニングになります。

逆に、今までのトレーニングをしっかりと行ってこないこシャドーイングはできません。

もしも「シャドーイングが難しい」と感じたのであれば、
先ほど紹介したトレーニングをもう一度行ってください。

6. 最後にもう一度聞いてみる

ここまでのステップを完璧に終えたら、
もう一度同じリスニング音源を聞いてみてください。

始めて音源を聞いた時からの成長を強く実感できると思います。

最後にもう一度繰り返しになりますが、精聴トレーニングは一つの教材を100%に仕上げることで初めて効果が生まれます。

「精聴」は地味で退屈かもしれませんが、短期間でしっかりとリスニング力を鍛えるためには欠かせないトレーニングです。

根気よく取り組んでいきましょう。

まとめ

いかかでしょうか。

私がアメリカ留学に向けてリスニング力を鍛える際に実践した、
精聴トレーニングのやり方が以上になります。

非常に効果的な精聴トレーニングですが、こうしてみると非常にシンプルなトレーニング方法という事が分かっていただけたでしょうか。

特に短期間でリスニング力を鍛える必要がある方は、ぜひ実践してみてください。

【オススメ】英語リスニングの基礎力強化!精聴トレーニング用のオススメ教材と選び方

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KOTANI
 

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オハイオ州のとあるリベラルアーツ大学に在籍している大学生。

Philosophy、Political Science専攻の傍ら、OSCPに向け奮闘中。

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