アメリカ留学

アメリカの大学でFを取って落第した経験から語る!留学後に失敗しないための対策法

今回は、アメリカ大学での体験談です。特に、留学を控えている方・アメリカ正規留学に興味がある方は必見です。

アメリカの大学といえば「入るのは簡単。でも出るのは至難の業」という言葉がありますが、実際に留学してみないとこの言葉の意味ってピンと来ないです。

実際に、アメリカの大学で生活するまでは「きついって言ったって、なんだかんだ何とかなるでしょ」と、気楽に考えていました。

ただ、アメリカの大学はそんな軽いノリでは済まされない場所。見事に留学の出だしから失敗しました。

アメリカの大学は、アメリカ人ですらギブアップするレベルの魔境です。英語があまり得意ではない留学生なんて言ったらなおさら。

もちろん英語なんてしゃべったことの無い私は、尋常じゃないきつさの授業に耐え切れず落第しました。

今回は、アメリカで勉強した際の失敗談を語っていきます。構成としては、

  • 実際にアメリカの大学で落第した話
  • 留学前にできる対策やるべきこと

といった感じです。特に、参考にしてほしいことは後半に述べるので、前半のお話を辛抱強く読んでみてください。

今回の落第ストーリーのメインテーマ  Computer Science クラスの落第

私がアメリカに留学した 一番最初のセメスター に取った授業が以下の4つの授業です。

  • Computer Science(コンピューター科学)
  • Religious Study(宗教学)
  • Math(数学)
  • FYS(First Year Seminor)

基本的に1セメスターに4つの授業を履修します。たまに5つ履修したりする強者もいますが。

もうすでに触れてしまいましたが、私が落第したのが Computer Science のクラスです。

アメリカの飛び級(?)制度のフル活用

アメリカの大学では、クラスの履修の順番に決まりはありませんが、上級クラスを取るためには Pre-Requisite といわれるクラスを履修する必要があります。

「入門クラスでしっかり勉強してから応用クラスを取ってね♪」といった感じです。

私の大学の Computer Science のクラスで一番最初に履修しなければいけないのが、Python を使ったプログラミング論理を学ぶコース。

ただ、私は絶対にこのクラスをとりたくなかったので、裏技を使って上級クラスに編入してもらいました。

この選択がのちに地獄となるわけですが…

アメリカの大学では、授業をスキップするための裏技が存在します。

方法としては、インストラクターに何らかの方法で自分の能力をアピールする、というやり方ですが、これにもいくつか方法があります。

  • APテストによる証明

1つ目が、APテストを大学入学前に受験し、そのクラスに該当する単位を取得するという方法。

ちなみに、アメリカの高校生の多くはAPテストを受験します。私の大学の友達も何かしらの単位を取得していました。APテストは入学時審査時にも評価されるので、受験しておいて損はないです。

  • 高校であらかじめ同じ授業を取る

高校在籍中に、既に同じ内容を学んでいた場合は、その授業をスキップさせてもらえることがあります。

日本で言うと、数Ⅲを履修しておくと、多くの大学で数学の最初のコースをスキップできます。

ただ、日本とアメリカの授業はカリキュラムが違うので注意。

  • 直談判して自分の能力を証明

三つ目の例外中の例外が、自分の能力をインストラクターに直接照明するという方法。

該当クラスのインストラクターとよく話し合って、合意をしたらクラスに参加することができるようになります。

私も自分でプログラミングに関して勉強していたので、担当の教授に直接話をしてクラスをスキップさせてもらいました。

何とか上級クラスへ編入

私は、一番最初は Computer Science の入門クラスにいました。プログラミングやコンピューティングなどのホントの基礎などを学ぶコースです。

既に自分で勉強したことがあった内容だったので、めちゃくちゃ退屈。なので、直接教授にお話して上級クラスに参加しました。

この時に2つクラスをスキップしました。大体1年分くらいの授業をスキップしたことになります。

実際に上級クラスに編入するにあたって、担当の教授の所へ「上のクラスに入れてくれ!」と相談しに行きました。

その際には、その場でプログラミングに関する質問をいくつかされ、「全然大丈夫そうね。私が教えてるAdvancedのクラスにはいっていいわよ」とOKをいただきました。

ただ、教授の「あなたの英語力だとちょっと心配だけどね」という言葉に多少の不安はよぎりましたが、面白そうなことが勉強出来るぞ!と期待に胸が高まります。

アメリカの授業は鬼のようにキツイ…

初級クラスから編入した先のクラスはこんな感じ。

  • C++でデータ構造やアルゴリズムについて実装
  • プログラミングを行う上での論理的な思考法の学習
  • その他アプリケーションを実装する際に必要になる手法の学習

どちらかというと、実践ですぐに使えるものを学んでいくというよりは、理論をがっつり学んで基礎固め! という感じの内容のクラスでした。

もともと、C++の元となっているCという言語を自分で勉強していたおかげで、プログラミングに関しても特に困る事はなかったです。

そのため、最初の内は特に問題は感じませんでした。しかし、歯車はだんだんとかみ合わなくなっていく…

鬼の様な課題の数々

アメリカの大学の何が辛いかというと、山の様な量の課題です。

ちなみに、死ぬほどしんどい課題が4クラス分あるので、そこを忘れないように…

  • 週に三回あるクラスに対してのReading

授業に向けてアサインされたパートを予習しておかなければいけないのですが、Reading が各授業に平均20〜30ページほど。多いときには100ページになる事もあります。

Reading をさぼるとホントに授業についていけなくなってしまうので、やらないわけにもいきません。

それに Reading の内容の難しさにもドン引きですよ… 当たり前ですが、どの教科も専門的な内容を扱うので、教科書もかなり難しいものばかり。

プログラマの皆さんは、好きな言語解説の洋書(なるべく文字がたくさんあるやつ)を手に取ってみてください。絶望しますよ。

参考までに、アメリカの大学の授業の Reading の難易度が知りたい方は Scientific american で適当な記事を読んでみてください。大体こんなノリの文を死ぬほど読むことになります。

  • 宿題・課題提出

私が履修した Computer Science クラスの課題提出は不定期でランダムでした。

文献を読んでエッセイを書く、テキストの内容理解度チェックをするレポートの提出、ディスカッションにプレゼンテーション…  このどれかが週に1回ほどあるという感じです。

基本的にどんなものにも Reading がついてくるのですが、英語で文献を読むことに全く慣れていない状態だととにかく時間がかかります。

Labという第二の戦場

週に3回の授業と山のような課題にプラスして、週に一回Labというものもありました。

お題に沿ってプログラムを書いて提出する、といったノリです。

この、提出用のプログラムの作成もかなりしんどかったです。

渡された20ページほどのテキストを読んで、プログラムに関する復習をしながら、Labの中で使うプログラムを書かなければいけませんでした。

わからない所があると、それを理解するのに時間を取られていく… と言った感じです。

おまけに、Labが終わった後も、Post-Labという別のプログラムを書いて提出しなければいけませんでした。鬼です。

All Englishの授業はやっぱりキツい

全て英語で進行する授業って、皆さんが想像している100万倍キツイです。てかこれさえなければ今頃こんなに苦労することも…

冒頭に述べた通りに、私はごく一般的な日本の学校教育で英語を学んできた、いわゆる純ジャパです。

どちらかというと英語力に関しては、中の下といったレベル。アメリカ留学前に英語なんて話したこともありません。

そんな純ジャパが、いきなりオールイングリッシュの授業&生活の中に放り出されるわけですから… そりゃ無理ですよ。

授業で何言ってるかは基本分からない

レクチャーはもちろん英語で行われます。なので、教授が言っている事の8割方は理解できませんでした。

基本的に授業内容が理解できていなかったため、授業が終わった後の復習も念入りにやらなければいけません。これもなかなかに時間を取られるので辛かったですね。

ただ、「授業つまんないな~…」と思ってしまう事が一番つらかったです。

そりゃそうですよ。内容が理解できないわけですし。もう授業に行くのが苦痛でしかなかったです。課題をやるモチベーションもどんどん下がっていきます。

復習に二度手間をかけなければいけない

先程言ったように、慣れていないと英語で勉強するのってめちゃめちゃ時間がかかるんです。話を聞いてもほとんど理解できないし、テキストを理解するのにも膨大な時間がかかる。

とにかく時間がかかります。辛いです。

授業内での教授の話は8割方理解できませんでした。なので、授業の前に宿題とは別に内容の先取りをして、授業後にもまた復習をするという事が必要になります。

こんな感じの事を繰り返していかなければならないので、一つの事を理解するのに莫大な時間がかかりました。

効率が悪すぎる

私は、アメリカで授業を取りはじめた最初の頃は「英語に慣れるため」という意味で、極力日本語を禁止していました。何か調べるときも全て英語。

ある日調べものをしていた際に、ふと日本語で調べると、3時間かけて調べてた物を15分で理解できました。

英語で何かを学習するのって、慣れないとホントに効率が悪くて全然覚えられません。

こんな感じで、英語で勉強をすることが毎日苦痛でしかありませんでした。

勉強にもかなりの時間を費やさなければいけなかったため、一日中勉強漬けになる事も多々あり、ホントにノイローゼになりかけました。

アメリカ留学中の精神的ストレスでうつになって日本に帰りたくなった話大半の日本人の方がアメリカ留学と聞くと思い浮かべるのが、 優秀な教授や生徒と学ぶ最高のアカデミックライフ パーティーやイ...

Fを取って落第した理由とその対策を考える

そんなこんなで時間だけが過ぎていき、気づけばFを取っていました。

どうやら私の成績の充足率は33%で、これは66%台のFという最低の成績にすら届かない数字でした。笑うしかないです。

原因としては、提出物が全く出せていなかったので、成績が悪いという状況でした。テストは悪くなかったため、若干の救いようがありますね。

Fを取ってしまった理由

Fを取って落第した理由は単純に課題提出が全くできていなかったためです。

課題提出が上手くできなかった理由としては、

  1. 授業の内容理解ができていない
  2. 予習・復習で精いっぱいで、他のことに時間がさけない

という事になるでしょう。

シンプルに、英語で勉強したために理解度が低く、内容理解をするために割く勉強時間のせいで無駄に時間が無くなっていくという所でしょう。

Fを取らないための対策は

特にアメリカ留学したばかりの頃だと、留学前の準備量がものを言います。

具体的な方法論などについてもお話していきたのですが、長くなってしまうのでまた別の記事でお話していこうと思います。

About Me

KOTANI
 

Line@  Twitter 
 

オハイオ州のとあるリベラルアーツ大学に在籍している大学生。

Philosophy、Political Science専攻の傍ら、OSCPに向け奮闘中。

コメントを残す